UNOのパスポート生産ソリューションには「リードマシン」と「フォローマシン」、そして「レーザーパーフォレーションシステム」という3つの工程毎に必要なシステムが分かれております。お客様のご要望によっては、3つのシステムを2つや1つといった更に自動化を進めたシステムを提供することが可能です。また前工程は他社で「レーザーパーフォレーションシステム」のみ購入いただくことも可能です。
リードマシンでは用紙を丁合し、専用ミシンにて綻びの無い縫いを実現し、用紙と表紙を張り合わせます。またこの工程の中でICチップ入りのカードインレイやカバーインレイも組み込みます。入口では用紙、表紙、糸、インレイという材料が、出口では2丁付け冊子となり出てきます。
リードマシンで製造されたストリップ(2丁付け冊子)がダイカット抜きにより、出口ではパスポートサイズ(88mm x 125mm)の冊子となって出てきます。またこのシステムは次工程のレーザーパーフォレーションシステムに繋げることも可能です。
フォローマシンで作られたパスポートサイズの冊子に、お客様のご要望に合わせた仕様でパスポート番号の印字やレーザー穴あけを施します。
偽造防止性を高めるために、番号印字やレーザー穴あけ、エンコーディング、レーザーマーキング、ラベリング、包装など、複数の特殊装置をシステム統合しますが、UNOの高度な搬送技術と集中制御により高速で安定した生産を実現しています。